Microsoftの人たちは口うるさく「Administratorsで作業するな。Usersでしろ。」とおっしゃっている。今回たまたまそういう機会(自分のユーザがUsersである)があったので、Administratorsに入っても良いよと言われたけれどもしばらくUsersで作業して、必要に応じてRunAsでAdministratorになるという形で運用してみた。XP Proでの話。

 まず、Usersの人でログオン中にRunAsでexplorer.exeを開く事ができない。どうもexplorer.exeは既に起動中だと(それが誰のexplorer.exeでも)「もう走っとるやんけ」と拗ねてすぐ終了してしまうようだ。なので、ログオン中にちょっとProgram Filesの中身をいじるという事ができない(cmd.exeを動かしゃできるけど)。

 コントロールパネルやコンピュータの管理あたりは右クリックで「別のユーザとして実行」で全く問題なし。cmd.exeでRunAsもなかなかどうして結構動くじゃないか。

 で、一番の問題はWindows Updateができない事だ。Windows UpdateはWeb(IE)とActive Xとデスクトップセッションと後ろのサービスが複雑に絡み合っているようで、Admin権限でIEを開いてWindows Updateしても(ネットで情報集めてexplorer.exeを別プロセスで開くとかproxycfgとかなんかもやってみた)、Users権限のデスクトップセッションが悪さをしているような気配。結局explorer.exeの問題かよと。

 ゴルァ! Microsoft! お前あれだけAdmin使うな言うとって、Admin使わんとWindows Updateできんやんか。お前ほんまにUsersで一通り動かす試験しとんかい! なんだかんだ言ってUsersのデスクトップセッション上でAdminの窓が動いていてもあまりうまく動かないようだ。