Firefoxは3.5が出てずいぶん時間が経った。対応していないアドオンを考慮に入れたり、やはり初版には手を出したくないと考えたりでしばらく手を出していなかったがそろそろ大丈夫だろう。

 と、ここでうれしい機能がとうとう実装された。FireFoxの1.0も2.0も3.0も、常にタブバーを表示する設定の時、最後のタブでCtrl+Wを押しても最後のタブが空白タブになるだけでFireFoxが終了しなかった。なので常にタブバーを表示するを外しておかないといけないのだがそれだと最後のタブになったときにタブエリアが消えて今見ているページが30ドットくらいグイーンと動いてしまうのだ。どうでも良いといえばどうでも良いのだが、タブ一つの時に何らかのリンクを「新しいタブで開く」とタブバーが現れてグイーンと下に30ドットくらいずれるのがとても腹立たしかったのだが、Ctrl+W連打で終了できない方がつらいのでずっと我慢していたのだ。

 うーん、やっぱり常にタブバーがあるのは良い。高々30ドット上下に勝手に動くだけでどれほど使い勝手を損なっていたのか良く分かる。
 このように、ソフトウェアというのは少しの設計ミス、それも普通は気にしないような部分で全体の評価が大きく左右されてしまう。なかなか重い教訓である。