NetHoodを使い倒せ
Windows 2000やWindows XPを使っていると自然に溜まるマイネットワーク中の奇妙なフォルダ。ショートカットのようで、そうでない。フォルダのようで、そうでない。こいつはいったいなんなんだ。今回は、自分でマイネットワークのフォルダを作成できないか確かめてみる。
コマンドプロンプトでNetHood(こいつはDocuments and Settingsの自分のフォルダの中にある)を見てみると、どうも
1.NetHoodの中にフォルダAを作成し、読み取り専用にする。
2.フォルダAの中に、target.lnkというショートカットファイルとシステム属性と隠し属性がついたDesktop.iniを置く。
3.Desktop.iniの中身は
[.ShellClassInfo]
CLSID2={0AFACED1-E828-11D1-9187-B532F1E9575D}
とする。
の3つの条件を満たすとフォルダでもショートカットでもない、エクスプローラで開くと中身がそのまま見えるのに実は遠くの場所を指している、という状態になるようだ。
ちなみに、この方法で作成するフォルダ風ショートカットは、NetHood以外でも機能する。デスクトップなどにこれをばしばし作っておくと便利かも知れない。ところで、NTFSにもシンボリックリンク、ハードリンクの機能がある(APIにも存在するが、Windows2000やXPが対応していない、恐らくWindows 9xとの互換性の問題であろう)が、この機能とは別物である。