opensolaris 2009.06は何もしなくてもすぐ使える件について
FreeBSD 8.0-RELEASE-p2ではあれだけ苦労したXの設定だが、一区切りついたのでじゃあ次はopensolarisでも入れましょうと。別にSolaris 10でも良いんだけど、Java Desktop Systemという名のGnome 2.6はイヤだ。
ほう、opensolaris 2009.06はGnomeが2.24なのか。Xorgは1.5.2との事。FreeBSD 8.0-RELEASEのリリース時点でのPackageはそれぞれ2.26と1.6.1だったと思う。
結局Xを使うって言う事は、Xorgのドライバー的にVMware II SVGA Adapterとvmmouseがあれば良い訳だ。これはFreeBSDで四苦八苦した成果。つまるところ、VMware上で何かしようと思ったらVMware II SVGAとvmmouseとクリップボード共有とかhgfsとか時刻あわせとか)の中で自分にとって必要なものさえそろっていれば、VMwareToolsそのものずばりは必要ない。
ところで、普通/usr/X11/bin/X(FreeBSDでは/usr/local/bin/X)がX Window Systemにおけるサーバーの役割を果たすのだが、opensolarisをインストールした直後のものはこれは/usr/X11/bin/Xserverへのシンボリックリンクになっている。これは/usr/X11/bin/Xorgとは別物のようで、Xserverがナニモノかよく分からんしxorg.confは読んでないようだしXサーバーなんて動きゃいいのでXorgへシンボリックリングをはりなおす→ファイルサイズだけみて別モノと思ってたらXserverは単にXorgを呼び出すだけのシェルスクリプトだった。元に戻す。
xorg.conf.newを作らせて見てみると、当然余裕のよっちゃんでVMware II SVGA Adapterを認識している。最初から入っているのでグッド。で、マウスのセクションをmouseからvmmouseに書き換える。すぐにX環境は全て整った。
追記、ところで、更新マネージャー(やpkg)からフルアップグレードを試みようとすると「現在のブート環境を複製できません」と怒られる。原因は何の気なしに設定変更したzfs set mountpoint=none rpoolであった。zfs set mountpoint=/rpool rpoolに戻してあげれば更新できる風。