CentOS 6.4でFirefox Syncをセットアップする
weave_minimal.tgzをいつまでもやってたけど、今のバージョン(Ver.24.0)ではこれは使えないらしい。server-fullというpythonベースのものに既になっていたらしい。
ではやってみる。CentOS 6.4はWebサーバーは既に稼動しているものとする。ちょっと手順があやふや。
# yum install mercurial mod_wgsi python_paver # easy-install pip # pip install virtualenv # mkdir /usr/local/ffsync # mkdir /var/lib/ffsync # chown apache.apache /var/lib/ffsync
easy-installコマンドはpython_paverに依存されるpython_setuptoolsに入っている。そこでpipというperlでいうところのCPANのpython版である(?)pipというものをダウンロードするのであろう。多分。
# cd /usr/local/ffsync # hg clone https://hg.mozilla.org/services/server-full . # make
なんだかかんだかどんどこ画面が流れて終了。うまくいったっぽい。
通信は暗号化されるという事なのだがなんとなくSSLを使う。
# vi /etc/httpd/conf.d/ssl.conf
WSGISocketPrefix /var/run/wsgi <VirtualHost _default_:443> WSGIWSGIProcessGroup sync WSGIDaemonProcess sync user=apache group=apache processes=2 threads=25 WSGIPassAuthorization On WSGIScriptAlias /ffsync /usr/local/ffsync/sync.wsgi <Directory "/usr/local/ffsync"> Order deny,allow Allow from All </Directory> </VirtualHost>
こんな感じ。
# vi /usr/local/ffsync/etc/sync.conf
sqluri = sqlite:////var/lib/ffsync/sync.db
↑sqluriになっているところを全部直す。captchaは使わない。quota_size = 5120なので50MBなのか? これを増やすのもよいらしい。
エラーログが/tmp/ff-sync-error.logに吐かれるのが嫌なら/usr/local/ffsync/development.confの[handler_syncserver_errors]のargsを直す。
これでapacheを再起動したら、Firefoxでオプション→Sync→Syncをセットアップ→適当なメールアドレス(もちろん自分で使っているやつ)とSync用のパスワードと、サーバに「独自サーバを使用する」で「https://<server-host>/ffsync」と入力すると同期が始まる。captchaは使う設定を行っていないので入力不要だ。後はオプション→Sync→アカウントを管理→リカバリキーで得られた情報を他のパソコンやスマートフォンに持っていけばよい。
2014/05/26追記 上記の内容はFirefoxSync 1.1であり、Firefox 29からはFirefoxSync 1.5が必要です。