中華タブレットを3つ買ってみた結果
最近、中華タブレットを立て続けに2個買った。KEIAN M702SとUnitCom LesanceTB A07Bだ。昔買ったMouse ComputerのMID407と合わせて3つの7インチ中華タブレットの使用感を述べてみたい。
MID407
私がつかんだのは外れだったようで、2時間ほど連続で使うと電源が切れる。電源が落ちる事もあれば電源寸断再起動みたいになる事もある。最悪の場合は落ちた後でもう一度立ち上げようとするとANDROIDのぴろぴろが延々と繰り返されて立ち上がらなくなり、リカバリしないと直らない。リカバリすると別端末(ランダムな端末IDが振りなおされるようだ)になり、おかげで私のGoogleアカウントにはMID407が20台くらい登録されている。
また、私の他にこれを同時期に買った人が居るのだが、私のもその人のも短い方の隅っこをタップするとタップ位置が外にずれる。下図の○をタップしたら●の位置が反応する感じだ。で、こないだデオデオでKEIAN M702Sを買った時にその横に置いてたMID407も同じ反応だったので高確率でこれが起きているのではないかと思う。意図通りにインプットできないのは致命的だ。
+--------------- | ● | ○ | | | | ○ | ● +---------------
スペック的には、CPUもGPUもシングルコアだがメールのやりとりくらいは問題ない。3Dばりばりなのや画面ががんがん動くようなのは動かないか動いてもかくかくするね。CPUがしょぼいのかGPUがしょぼいのかメモリが512MBだからなのかブラウザも結構つらい。Google Play ブックスも次の次のページを読み込むのに30秒くらいかかることもある。
FFATBは普通に動作。
Google Playストアは標準ファームで対応している。
AnTuTuではスコア4753。まぁわかってた事だが一番低い。と言ってもKEIANと僅差。
KEIAN M702S
CPUもGPUもシングル。メモリも512MB。ストレージ用メモリも4GBしかない上にシステムで1.2GBくらい使っているようで、アプリ用ストレージに1GBはともかくデータ用ストレージに1.6GBくらいしか無い。
実はグラフィック性能は今回の3台の中で一番良い。最後のLesanceTB A07Bが駄目グラフィックなだけのようだが。
FFATBは一番快適。
これもGoogle Play ブックスはかなり待たされる。スペック的にMID407と同じなので同じだけ待たされる。FFATBは余裕の動作。
Google Playストアは標準ファームにて対応。
AnTuTuではスコア4833となった。2Dゲームの体感は一番これが速いんだけどな。KEIANのこのシリーズはやっぱり最低でもM704は欲しいところだね。→追記:KEIANのタブレットを買いたい人はM704JPだけはやめておくのが吉。内蔵ストレージが8GBあるにも関わらずアプリ用ストレージとして512MBしか切られていない。Android2.3時代のスマホと同じくらいしかアプリを入れられないのである。
LesanceTB A07B
デュアルコアCPUを搭載! メモリも1GB! 画面解像度もこれだけ1024×600(他の2機種は800×480)! なのだが・・・・動作がかなりもたつき、その理由はGPUが弱いためのようだ。なんとFFATBがKEIANのM702Sより動きが悪い。
Google Playブックスはかなり速い。1秒か2秒で次の次のページの準備ができる(ダウンロード済みの場合)。
Google Playストアは、標準ファームでは4.1.1のものも対応しておらず(ロットが2以降にこうなるらしい)、サポートサイトからダウンロードできる4.1.1リニューアル版とでも言えるバージョンのファームを適用する事で対応する。
AnTuTuではスコア13431となった。CPUがデュアルだからなのかかしら。
ところで、こいつがよくフリーズする。試行錯誤とともに情報収集するも、
- タイミングはほとんどがスリープからの復帰時。
- 無線LANがONになっていると起こる?
- MicroSDが刺さっていると起こる?
- 位置情報の通知が有効になっていると起こる?
という風に絞られてきたのだが無線LANを無効にしてMicroSDを外して位置情報の通知を無効にしてもやっぱりスリープからの復帰時にフリーズする事がある(2と3と4を気をつける事でフリーズ頻度は下がったような気がする)。パソコン工房に持っていくかなぁ・・・・。とりあえずスリープからの復帰時というのは2chを見てもそれっぽいので、スリープにしない設定にするという暴挙に出た。