XPでウィザードやなんやらを使わずにGuestネットワークアクセスを許可
今日はWindowsの話題です。
仕事で最近やっとXPを使うようになった(業務系開発では、今まで作成したソフトウェア資産のためにOSのアップグレードが遅れがちなのである。こっち(開発側)も、あっち(お客さん側)も。
ところで、Windows NT4/2000ではユーザGuestを有効にしてパスワードを空にするだけで、よそのマシンから共有を見に来る事が出来た。XPではそれができないようだ。
「ユーザーは、このコンピュータでは要求された種類のログオンは認められていません」と出てくる。ふむぅ。
検索すると、「XPでは空のパスワードはダメ」という情報と「ネットワークセットアップウィザードを使ってください」という情報が1件ずつ。このうち、空のパスワードは関係なさそうだ(そりゃリモートデスクトップだろ)。
で、ネットワークセットアップウィザードというので出来るようだが、何がどう変わるかさっぱり分からないものを仕事用パソで使う訳にはいかない。調べるとこのウィザードで「Guestアカウントの権利が変わる」らしい。じゃあとりあえずグループポリシーエディタを見てみよう。お、あったあった。「ネットワーク経由でコンピュータへアクセスを拒否する」にGuestがあり、推測するにこれが原因だろう。という訳でさくっと削除。
お、動いた。まぁ確かにGuestを許さず、全てユーザを登録しておく方が良いのだろうが。
ちなみに、XPでは「Guestをオンにする」と「Guestを有効にする」は別物である。オンのすると、ようこそ画面に出てきてうっとうしいので、オフのまま有効にすると良い。これは、コンパネではなくコンピュータの管理から行える。